CADに苦戦!?GISに感動! ― 北見工大生のインターンシップ体験レポート

先日、北見工業大学大学院1年の学生さんが、当社で3日間のインターンシップに参加してくださいました。
「益村測量設計のインターンシップって、どんなことするの?」
そんな疑問を持っている学生さんに向けて、今回、実際に体験したリアルな3日間をインタビュー形式でご紹介します。
参加のきっかけから、実務で学んだこと、苦戦したことまで、本音で語ってくれました!
※この記事は、ご本人の了承を得たうえで、インタビュー内容および写真を掲載しています。

インタビュワーは北見工大卒の先輩に努めてもらいました!後輩を温かい目で見守っていますね。
「実際の業務でGISがどう使われているのかを知りたかった」
――今回、インターンシップに参加したきっかけを教えてください。
大学院で測量やGISのティーチングアシスタントをしているうちに、実際の現場でGISがどのように活用されているのか興味を持つようになりました。それがきっかけで、インターンシップへの参加を決めました。
――当社を選んだ理由は?
北見から近い網走で通いやすかったことと、北見工業大学のOBが働いていることが決め手でした!大学の先輩がいることで、安心感がありました。
「CAD製図、思っていたよりもずっと難しくて…でも楽しかった!」
――インターン中にはどんなことを体験しましたか?
まずCADを使った製図を体験しました。大学でCADの単位は取得していたんですが…マニュアルなしでゼロから図面を描くので最初は苦戦しました。
ただ、社員の方が本当に丁寧に教えてくださったので、完成まで持っていけて、すごく楽しかったです。
それからArcGIS Proでハザードマップを作成したり、集水域の抽出解析を行ったりしました。DEMデータの取り扱いは初めてで、驚きと学びが多かったです!
――特に難しかったことはありますか?
やっぱりCADです(笑)。道路設計までは進めなかったんですが、勾配のことなど基本的な概念がしっかり理解できていないことに気づきました。大学に戻ったら、基礎からもう一度勉強し直したいと思いました。
「社員の皆さんの対応が本当に温かくて、安心して質問できました」
――会社の雰囲気や、社員とのやり取りはどうでしたか?
最初は緊張していましたが、わからないことを質問すると、丁寧に教えてくださる方ばかりで。おかげで、疑問を残すことなく過ごせたと思います。安心して学べる雰囲気がありがたかったです。
「人とのつながりの大切さに気づけた」
――インターンで得られたことは?
設計や製図の基本だけでなく、人とのコミュニケーションの大切さに気づけたことです。研究だとパソコンに向き合う時間が多くなりがちですが、職場では人と協力しながら進めるということを体感できました。
――インターン参加前と後で印象は変わりましたか?
参加前は不安が大きくて、「本当にやっていけるかな…」と思っていました。でも終わってみると、自分に足りない部分も見えたし、それ以上に「GISや測量って面白い!」という実感を得られて、参加して本当によかったと思います。
「車でも電車でも通いやすい。後輩にもぜひ勧めたい!」
――これからインターンに来る学生へのアドバイスをお願いします。
分からないことがあっても、怖がらずに質問すること!それと、事前にCADやGISの基本を少し調べておくだけで、ぐっとスムーズに体験できると思います。
あと網走は北見からも近くて、車でも電車でもすぐ来られる距離なので、測量やGISに少しでも興味がある人はぜひ参加してみてください!
3日間を通して、意欲的かつ積極的にインターンシップに取り組んでくれて、本当にありがとうございました!
はじめての経験にも前向きにチャレンジする姿がとても印象的で、こちらもたくさん刺激をもらいました。
さらに、今後インターンシップを考えている学生さんたちの参考になるよう、インタビューにも快く協力してくれて感謝しています。
この記事が、これから参加を検討している人たちのヒントになれば嬉しいです。